ホーム » 各種手続き » 単身赴任で住民票をうつすと、住宅ローン控除は受けられない?

単身赴任で住民票をうつすと、住宅ローン控除は受けられない?

【質問】
住民票を移動すると、住宅取得控除は、どうなるのでしょうか?
控除を受けられなくなるのでしょうか?

私は、非鉄金属の大手に連なる中堅企業に勤めています。
入社してから10年になります。

我が家は、夫婦と子供2人。
標準的な家族構成です。
結婚してからずっと、賃貸マンションに住んでいました。
ようやく3年前に、マイホームを購入しました。
頭金分の貯金が出来たので、25年ローンを組みました。

ようやく一息、と思ったのですが。
ところが、今度、転勤が決まりました。
わが社は、転勤がない会社でした。
でも、親会社との兼ね合いで、転勤しなければならなくなったのです。

マイホームも作ったことですし、私が単身赴任するしかありません。
家族は、マイホームに、そのまま残ります。

マイホームのローンの名義は、私です。
その名義の人間が、住民票を移動することになるのです。

そこで質問です。
住民票を移動すると、住宅取得控除は、受けられなくなるのでしょうか?

もし、受けられない、ならば、何か書類を出せば受けられるのでしょうか?
それとも、住民票を移動しないままにする、というのはどうでしょうか?

単身赴任期間は、2年未満、のはずですが。
確実に2年未満である、とは言い切れません。

この質問に対する回答、あるいは、よいアドバイスをお待ちしております。


-------------------------------------------------------------


【回答】

■単身赴任による住民票移動、住宅ローン控除は受けられる?


住宅ローン控除を受けているのに、突然転勤の辞令...。しかも単身赴任となって
しまった場合、住宅ローン控除が受けられなくなってしまうのでしょうか?


いえいえ、ご心配はいりません。ご主人だけ単身赴任でご家族が元の家に残る場合
には、転勤期間中であっても住宅ローン控除が終了してしまうことはありません。


ちなみに、単身赴任となるご主人が住民票を新住所へ移動した場合はどうでしょう
か。
住民票を移動してしまうと控除を受けられなくなってしまう?と思っている方も多いと
思いますが、こちらも大丈夫です。

住民票を移動してもしなくても、住宅ローン控除の額は変わらないということです。
また、単身赴任すると適用期間が短くなってしまうということもありません。


■そもそも住宅ローン控除ってどんな制度?


住宅ローン控除を受けるための要件がいくつかあるのですが、その中で
「住宅を取得してから6ヵ月以内に入居し、その年の年末時点で引き続き住んでいる
こと」という要件があります。


つまり住宅ローン控除を受けるためには、まず住宅ローンを利用して家を購入。
しかも、その家に住み続ける家の購入者である人に対して、一定の控除を
設けて税金を還付する制度なのです。


単身赴任となった場合についても規約があり、家を購入した人が単身赴任と
なっても家族が引き続きその家に住み続けるのであれば、住宅ローン控除は
受けられることになっています。


ただし、単身赴任先が国内の場合に限られます。
もし海外赴任の場合には、たとえ家族がその家に住み続けるとしても住宅
ローン控除は受けることができません。


でも、海外赴任を終えてその後再居住となった場合、再居住した年から住宅
ローン控除を受けられるようになります。


ちなみに住宅ローン控除の適用期間は入居から10年間ですが、受けられ
なかった海外赴任期間分を延長されるわけではありません。


このように国内での単身赴任であれば問題ありませんが、海外赴任と
なると「住宅ローン控除の再適用を受けるための要件」や「住宅ローン
控除の再適用を受けるために必要な手続き」がそれぞれ決められている
ので、しっかりと調べておく必要があるでしょう。


■住民票はうつすべきか?他に注意点は?


ところでこの手の住宅ローン関連や金利というのは、改正されたりという
ことがよくあります。


その人に合った正確な回答というのは、やはりまずは金融機関や
税務署にご相談されることをお勧めします。


それから住民票の移動ですが、家族が住む元の家を本拠地とみなす方
が多いので、住民票の移動はさせないのが一般的です。


新住所へ移動しないとその地域の行政サービスが受けれなかったりと
多少不便なこともあるかもしれませんが、世帯を分けることになるので
住民税が2箇所で発生したりとデメリットもあります。


従って、住民票を移動しても住宅ローン控除は今まで通り受けることは
できますが、わざわざ移動する必要がないのであればそのままにしておく
ことをお勧めします。

単身赴任で引越した時に使った見積もりサイトです。



中小企業が大手よりも意外と高い場合があります。
最安値、2番目に安い所、3番目に安い所を選んで
お互いに競争させると安く出来ますよ。


Return to page top